著者／編集： GMOブランドセキュリティ株式会社 網野圭亮
出版社： good.book ページ数： 202p
こんな方におススメの本です！
- ブランドについて学び始めたばかりの方
- オンライン上でのブランドの損害を防ぐための法的側面や知的財産の管理に携わる法務・知的財産担当者の方
- ウェブサイト、ドメインネーム、SNSなどの管理やセキュリティに関わる情報システム担当者の方
- ブランドのオンラインでの価値向上と保護に関わる広報・マーケティング担当者の方
etc…
ウェブブランドセキュリティの実務体系書
総論部分では「ウェブブランドセキュリティ」という新しい概念を紹介します。
続く「実践編」部分では、総論で説明した内容を踏まえ、
①ドメインネーム、②ウェブサイト・ECサイト、③マーケットプレイス、④SNS、⑤メール、
に分けて体系的に解説しています。
この一冊で企業実務に最低限必要な情報を得ることができます。
豊富な図表とコラム
豊富な図表により、オンライン上のブランド侵害事例から、
最新の統計情報を用いてすぐに実務に活かせる内容です。
また、コラムでは実際に起こった具体例や
少し専門的な内容をかみ砕いて解説しています。
充実のケーススタディ
書籍後半では頻発しているブランド毀損事例をモデルとして、
それらの事例に対して企業が取るべき対応を丁寧に解説しています。
また、企業がドメインを放棄した結果、
第三者に悪用されてしまうドロップキャッチ事例が後を絶たないため、
「ドロップキャッチ危険度診断」を設けています。
読者からの声
ウェブという領域でブランドをどう守るのか、サイバーセキュリティとは違った視点の内容で大変参考になりました。
マーケターの立場でも「ブランドセキュリティ」を理解した上でマーケティングする時代であることが分かった。
読み終えた時には自信をもってウェブ上での侵害に対応が出来るようになる1冊だと思います。
ドメインやウェブサイトのセキュリティに関する事象とその背景が詳述されており、既存知識の整理に役立ちます。
ウェブ上の侵害対策やドメイン管理の考え方などについて体系的に整理されていて、これまで問題発生の都度判断・対応していたものが自分の中でうまく関連付けられ、各取り組みに共通する大きな軸を持てた気がします。
著者紹介
著者：網野 圭亮
GMOブランドセキュリティ株式会社 ドメインネーム事業本部 本部長
東京理科大学専門職大学院（知的財産戦略専攻）を修了後、ソフトバンクグループ株式会社にて法務/知的財産部門およびブランドマネジメント部門を長年にわたり兼務。ホールディングス企業として国内外のグループ企業全体に関わる知的財産マネジメント/ブランドマネジメントに関する業務に従事。
2019年8月よりGMOブランドセキュリティ株式会社に入社。事業の責任者として、ウェブブランドセキュリティを実現するためのガバナンス体制の構築やリスクマネジメントに関するコンサルティング業務に従事。自身の実務経験から企業視点を忘れずに、付加価値のあるソリューションを提供することをモットーに日々業務に取り組んでいる。