商標や画像の作成方法、必要書類等のよくあるご質問を読む
審査は、SSL/TLSにおけるEVSSL同等の審査に加え、商標認証が加わります。
1)ドメイン認証
2)運営者の実在性認証
3)商標認証
ドメイン認証は、ドメイン名の正当な利用者であることを確認するためのものです。この認証は、ドメインの公開メールアドレスに届く承認メールを承認するか、認証局から発行される特定の文字列をDNSに書き込むことで行います。
運営者の実在性認証は、組織とその運営に関わる権限者が実際に存在し、運営の実体があることを確認するプロセスです。客観的な情報に加え、電話や面談を通じて運営の実態を審査します。
商標認証は、ブランドロゴ(SVGファイル)と商標の登録状況を確認するものです。この認証には、世界知的所有権機関(WIPO)に加盟する国や地域で登録された商標であることが求められます。登録商標の区分や指定商品は問いませんが、ブランドロゴと登録商標が一致している必要があります。ロゴが登録商標と異なる場合(例えば、標準文字商標など)は、商標の出願が必要となる場合があります。
認証局からPEMファイル形式でVMCの発行がされます。PEM(Privacy Enhanced Mail)ファイルとは、主に暗号化と認証を目的としたデジタル証明書や秘密鍵などを保存するためのファイル形式です。
BIMIの利用設定は次の通りです。
1)PEMファイルおよびブランドロゴ(SVG形式)のアップロード
2)BIMIレコードの記載
PEMファイルおよびブランドロゴ(SVG形式)は、所定の場所にアップロードをします。
静的(static)なURLであることが求められています。
フィールド | 値 | 説明 |
---|---|---|
タイプ | TXT | DNSレコードタイプ |
ホスト | default._bimi.【認証ドメイン】 | “default._bimi.“の後に認証ドメインを入力してください。 |
値 | V=BIMI1; l=【SVGファイルの配置URL】; a=【PEMファイルの配置URL】 | あなたのBIMIレコード |
TTL | 3600秒 | 1時間に設定 |
GMOブランドセキュリティには、商標の知見が豊富です。VMC発行にあたって重要な商標認証を安心してお任せいただけます。
GMOインターネットグループのグローバルサインがルート認証局として協力をしているため、各メールベンダーとも安定的なBIMI運用が可能です。
ブランド侵害やサイバーセキュリティリスクが発生した際の対策もご提供が可能です。(例:ブランド侵害監視、サイトテイクダウン、脆弱性診断)
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