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【12月9日開催】一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)主催「第71回ICANN報告会」にて、次期新gTLD申請手続きの進捗を報告
GMOブランドセキュリティ株式会社は、2024年12月9日(月)に開催された第71回ICANN報告会にて、当社マーケティング&サービスストラテジ本部/本部長 寺地裕樹が「次期新gTLD申請手続きポリシー検討状況報告」をテーマに登壇し、2026年4月に開始予定の新gTLDセカンドラウンド申請に向けた進捗を報告したことをお知らせします。
本報告会にて、2012年のファーストラウンドで問題となったプライベートオークションが全面的に禁止され、新ルールが新設されたことをご報告しました。これにより、競合解決の透明性と公平性に適うことが期待されます。
また、ファーストラウンドでユーザーに混乱を引き起こした単数形と複数形のTLD(例: ".car"と".cars")を同時に委譲することを禁止することも決定され、ご報告をしました。
なお、新gTLDのセカンドラウンドの事前プログラム(Applicant Support Program /Registry Service Provider Evaluation Program )は、2024年11月19より開始し、2026年4月の申請開始に向け着々と準備が進んでいます。
なりすましやフィッシングが急増する中、新gTLDは信頼できる場を提供する強力な解決策として、セキュリティ関係者や企業のブランド関係者の注目が集まっています。実際、今回の出席者の皆様も多くがセキュリティやブランド保護に関係する方が参加されていました。
GMOブランドセキュリティ株式会社は、今後も新gTLDセカンドラウンドに関する情報を様々な場でご報告をしてまいります。
第71回ICANN報告会 概要
ICANN81会議は、インターネットドメイン名の運営や政策決定に関わる国際会議です。
インターネットインフラや関連技術の進展について議論を交わす場として、世界中のインターネットユーザー、事業者、政府、技術者などが参加しています。
Applicant Support Program(ASP)
非営利団体、慈善団体などをはじめ資金面や技術面での支援が必要な申請者に対して、一定の支援をするプログラムです。
Registry Service Provider Evaluation Program
gTLDの技術運営のための評価プログラムを定義し、評価基準を明確にするプログラムです。新gTLDセカンドラウンドでは、この評価プログラムを通過したプロバイダーを選定する必要があります。
第71回ICANN報告会サイトリンク